

- 2019年2月15日
サッカーと未来とブランドと
*Photo; LaGuardia Pl, New York, 毎朝、ほぼ、毎朝、公園でボールを蹴ってます。中島翔哉くんの気持ちがよくわかる。でも、東京の公園では、壁にボールをぶつけたりすると、すぐにピューっと自転車に乗った警備の人がやってきて怒られます。 メッシだってロナウドだって、ロナウジーニョだって、最初は壁打ちが楽しくてサッカーにのめり込み、上手くなっていったのに、と大の大人がつのくちをしても、当然警備員の人は勘弁してくれません。 これじゃあ、少なくとも東京からは名サッカー選手はもう生まれないようなあ、と一人ぐちて天を仰ぐと、昔聞いたネイティブアメリカンの言葉が思い出されました。 We do not inherit the earth from our ancestor. We borrow it from our children. この地球は先祖から受け継いだものではなく、未来の子供達から借りているだけなんだ。(shaw 訳) まあ、ちょっと論理というか、思考が破綻しているのは承知の上なのですが、なんだか大人が決める色々な決まりごとが


- 2019年2月4日
Brand への入り口をどうつくるのか
*Photo; ARMANI SILOS, Milano ブランドになる入り口はどこにあるんでしょうか? その答えは、古くからつづくブランドの先達の中にあります。つまり、真摯に自分の仕事に取り組むこと。それをつづけること。それに尽きると思います。 かつてブランディングというコンセプトが出始める前、ブランドと呼ばれる銘柄には限りがあり、その多くが長い月日の世の中の変遷を生き残った、高額の商品をさすことが一般的でした。 もちろん、高額であることに意味があるのではなく、長い月日、世の中の変遷に耐えたその品質にこそ多くの人が信頼を寄せ、それが憧れになり、「ブランド」と呼ばれるものになっていったんです。 エルメス、ルイヴィトンなどがその代表格と言えますね。ベンツやモンブランもそうです。 その始まりは、品質への飽くなき探究心とこだわりでした。やがて、リッツカールトンに代表される無形の品質にもブランド、という言葉が使われるようになりました。そして今ではブランドという言葉が持つ意味合いも大きく広がり、短期間でもブランドと称されるような商品やサービスも多く存在しま