Conspiracy Branding ©︎ という考え方

*Photo; Long Island, NY 先日のブログでも触れましたが、強いブランドとはステークホルダー(関わる人たち、ですね)の間での「共犯関係」が大きな力を持っています。企業側と顧客、あるときにはもっと広く、社会が関わることすらもあります。 そう言われてすぐに思いつくのは、インスタなどで好きなブランドの情報を拡散してくれたりする顧客との関係かもしれませんね。 でも、ボクが注視したいのはそれ以前の、ブランドサイドのマネジメントとスタッフの間での「共犯関係」です。SNSを使った拡散(個人的にはとても嫌いなフレーズです)は、もはや継続的なブランド力育成にはプラスの影響力はかなり限定的になってきている、というのがボクの見立てでもあります。 さて、マネジメントサイドとスタッフとの間で魅力的な Conspiracy(共犯)関係が生まれるためには、すくなくともブランド育成の側面で言うと縦の関係性ではいけません。横、でもなくて、もっともっとカオスを生み出すような関係性をクリエイトする仕掛けだったりが必要になります。 そこから、驚くようなシナジーが生まれます。 そのパワーあってこそ、その外側にいる顧客、潜在顧客、社会との関係性が有機的に生まれてくるのです。 手法にばかり頼っていては強靭かつ長期的なブランドの成長は望めません。 ブランドは、生きものだなあ、って思います。でも、そりゃそうですよね。産み出すのも、育てるのも結局人間なんですから。 写真は、ボクが長年ニューヨークで一番クールだと思っている屋外看板です。この絵に関しては、建物のレンガや霧もいい感じでConspiracy してくれて

やっぱりすごい、Village Vanguard, NY

* Photo; Village Vanguard、NY ジャズが好きな人でなくても、ヴィレッジ・バンガードの名前は聞いたことがあると思います。日本では本と雑貨のショップの名前としてより広く知られているかもしれませんが、こちらが本家(聞いたところによると、日本のショップの社長さんがこのお店のファンで、名前をつけた、とか)。 NYにも、Paris にも、そして日本にもジャズの名店と言われるところはありますが、このVillage Vangurad が本当にすごい、と思うのが、その気負いのなさです。 特に際立った装飾もなければ、大袈裟な演出もありません。そして、店員さんや観客のみんなもとてもナチュラルでフレンドリー。みんなが今、この場所にいることを心の底からリラックスして楽しんでいるんです。言葉を変えると、この場所を共有しているお互いを本当にリスペクトしていい空気を作ろう、といういい意味での”共犯関係”が成り立っています。 この”共犯関係”。ブランド作りにはとても重要なキーワードだと、ボクはいつも考えています。 もちろん、出演者であるミュージシャンは最重要な共犯者。 あまりに素晴らしい演奏だったので、終演後、ボクの席の横を通り過ぎた ベースの David Williams とドラムスの McClenty Hunter に感謝の声をかけたところ、いろいろと話し込んでしまいました。 気さくな彼らは「これ、日本のジャズ雑誌の取材!?」なんておどけてくれましたが「いや、残念ながらただの観光客」と応えると大笑い。スタッフに頼んで写真も撮ってくれました。 なんて、あまりブランディングに関係のない