

- 2020年7月26日
Region から生まれる Brandの息吹
*Photo; Firenze, Italy かならずしもハッピーな形ではありませんが、ぐるぐると迷走を続ける中央に対してリージョナル、つまり地域の独自性が注目を集めています。個人的にはとても良いことだと思います。 この数年、ローカルブランディングが活発になっています。ですが、その多くは地方の自治体が中心となってローカル=地方の魅力を知ってもらい、観光や企業を誘致するという文脈です。結果、アプローチとしてはご当地の名産、風景などをフィーチャーする。あるいは、文化施設などの箱物をつくる。企業誘致への優遇条件を謳う、ということになります。そして、そうしたブランディングのターゲットは大都市の住民や企業であり、差別化として都市にはないものをアピールすることがある意味定型となっています。 もちろんそれはそれで結構なことですが、今の世の中の流れの中で、違う文脈での地域の魅力発信の可能性を感じます(この項のタイトルでは、既存の文脈と区別する意味で「ローカル」ではなく「リージョン」という言葉を使わせてもらっています)。 それは、地域に根ざした企業の魅力によって、


- 2020年7月12日
これからのリアル。
*Photo; Venezia クライアントと実際に会ってミーティングをする機会が増えてきました。街にも人が戻ってきました。夜の街(ボクの場合、接待やらは絶対伴なわない、ですが)にはまだあまり出ていないですが、ふうむ、景色が変わってきたな、という実感はあります。 個人的には「戻ってきた」というよりも、景色が変わりつつある、という感じです。 これからの新しい現実ーリアルは、まさにこれから生まれるんだ。そう考えればいいのだ、なんて思い直してきました。個人的には、「新しい生活様式」という言葉も好きになれないし、それを「規程」しようとするのも、なにやらムズムズします。 買い物をすること。サービスを利用すること。パフォーマンスすること。観ること。聴くこと。すべてが新しい体験になります。 なにかをみんなで工夫して生み出していくって、たのしい。すばらしい。 そんな風に考え、生み出されたものがより広く受け入れられていくのだと思います。そこに大切なのは、 Good Will。間違いないです。今あるBrandたちも、皆そこから始まっています。本当です。 写真はちょっ