

- 2022年1月30日
Concept の時代がやってきた!Yah!
Photo; Firenze, Italy SDGsやパーパス経営など、社会との共創を軸にした企業経営が大切な世の中になってきました。「企業の役割は利益の向上とそれによる株主への還元である」ときっぱりと言われていた20年ほど前からはだいぶ様変わりをしたものです。 もちろん、今もってしても、利益の向上こそが第一の目的である、という企業体も多くあることだと思います。実際「SDGs的」な考え方のブームは社会貢献、メセナなど言葉を変えて何度もやってきては、比較的短期間のうちにフェイドアウトしていたことも事実です。 それでも今回の流れを一過性のものと捉えると、企業存続にとって大きな禍根となりそうです。 それは、今までとは消費者(本来は生活者、と言う言葉をボクは好んで使いたいのですが、この項ではより経済活動での役割をわかりやすくするために、消費者という言葉を使うことにします)の意識が大きく変わってきているからです。 これまではある意味、”対岸の火事”のようだった環境へのダメージや行きすぎた利益至上主義による弊害が、自分ごと、として捉えざるをえないような毎日の


- 2022年1月10日
物語の可能性を自らせばめてはならない
*Photo;New York, 2019 Do not control the possibilities of your own story. 物語の可能性を自らせばめてはならない これは2010年に、インディペンデントになる自分自身に向けて書いた言葉で、ボクが主宰するブランディング・クリエイティブブティックの出発点になっているコンセプトでもあります。 この言葉-思い-はいつでもボクたちのそばにあって、背中を押してくれています。ガシガシ、と。 以前にこの項でも書いたように(その時は、サッカーのロングボールの蹴り方について、でしたが。とはは)、自らの可能性にブレーキを踏むのはどうやら自分自身のようです。やれやれ、ですが、思い当たる節、ありませんか? さて、様々な変化に見舞われている世界にあって、ビジネスの分野にフォーカスしてみると、社会の価値観の変化に呼応するのはもちろんいいのですが、やれSDGsだ、CMSだ、ビジョンだ、最近はなにやらパーパスだ。それに加えてSaaSだPaaSだとか、はてさてDXはどうなった?とか、忙しいですよね。 こうした「