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仲間をつくろう;Branding の要諦


*Photo; 5th Ave., New York


ブランディング、特に企業ブランディングのプロジェクト進行の要諦の一つが“仲間づくり”です。

 

Fight for the things you care about.

But do it in a way that will lead others to join you.

「あなたの目的のために戦って。周りのみんながあなたに共感するようなやり方で」

ルース・ベイダー・ギンズバーグ元アメリカ連邦最高裁判事の言葉です。

*彼女は、女性の権利保護のために戦った女性の一人として、アメリカでは大変な人気を博していました。若い人たちからも「ノートリアス RGB」なんて、頭文字をとったニックネームを付けられていたり。判事の発言や行動にも若者を含めた多くの人が関心を持ち、支援や共感を明らかにする、って健全な社会のひとつの姿だと思います(これでもボクもアメリカで法律を学んだ身ですから)。

 

ブランディングとは「新たな方向づけ」をする作業です。全く新しい、というわけでなくても、少々の方向性の修正や、今までぼんやりとしていたことを明確にすることによって、社員・スタッフの一人ひとり、それぞれの想いや感じていたことの間に距離や齟齬があることが浮かび上がってきます。

よろしかったら試しに、社内の親しい人に「うちの会社の強みと弱みって何だと思う?」と聞いてみるだけでも意外な発見があると思いますよ。

 

さて、そうした結果、ブランディング・プロジェクトを進行するにあたって「一番の脅威」となるのが実は、いままで社内で成果を上げてきた人物やチーム、となることってよくあるんです。

冷静に考えるとわかりますよね。彼ら/彼女たちからすると、今現在しっかりとした成果を上げているわけなので、方向性の変化は必然を感じないかもしれないし、場合によっては迷惑な話になるわけです。

そして、実際に成果を上げているわけですから、彼ら/彼女たちの言い分を無視することはなかなか難しい。そうしているうちに、そうした異論に共鳴する人たちも出てきて、さあ大変。

 

もちろん、プロジェクトの初期段階からそうした人たちをチームに入れて議論することも解決策のひとつですが、そうなると、全社から見た時の最適解になかなかなりづらいことも起こってくるのもまた真理でもあります。声の大きい人にながれる、というやつですね。もっとも、今成功をしているひとたちに「会社全体を俯瞰で見る眼」を養ってもらう、と言う点では、プロジェクトの初期から入ってもらい、彼ら/彼女たちの意見に阿ねすぎることなく上手に進行するのがベストではあります。

 

一方、方向性は決まった。社内に諮った。成績の良い部署から反対意見が出てきた。こうしたケースでさて、どうする。です。

 

もちろん解決策は一つではありませんし、個々の会社さんの状況にもよりますが、基本は「北風と太陽」です。

無理やり説得するのではなく「ふむ、なかなかいいじゃん」と思ってもらう。先方から「なにか協力しようか」と言ってもらうようにする。これにつきます。

新しい方針のもと、一部の方でも楽しそうにその具現化に動く様子を可視化することも有効です。外部からの評価をもらい、それを共有することもいいかもしれません。もちろん、決まった方針に固執することなく、具現化への段階で異論に向かい合い、修正を加えることも必要な時もありますが、「ブレない」ことがそれ以上に大切になる。というのがボクの経験からのアドバイスです。

 



さて、今日の写真は『ニューヨーク・ストリート・スナップシリーズ』から。

杖をつきながら歩く、素敵なご婦人を見かけました。綺麗に着飾ってはいらっしゃいましたが、背中を丸め、一歩一歩進む姿が、なにか人生の詩を詠んでいるような佇まいで。後方から一枚写真を撮らせていただき、ボクは別の道に入って行ったのですが、しばらくするとまたそのご婦人が。

知り合いのガードマンたちと談笑をしていて、なんだかとても心が温かくなりました。

 

ひとをひとたらしめるのは、ひと。今日も会話と出会いを楽しんで、よい一日に!

Stay Safe & Smile !  ピース!

© Copyright 2010 d.d.d. inc. & Akihiko Shaw Ishizawa
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