
*Photo; 5th Ave., New York
ニューヨークに行くたびに、そのパワーに元気をもらいます。
なんなんでしょうね?
あのパワーというか熱量は?
ハワイやリゾート地のあっけらかんとしたパワーとも違うし、
アジアの混沌としたパワーともまた違う。
一人一人の表情をみていても、深刻そうだったり
寂しそうだったりする人も多い。
もしかすると、異質なものが混ぜ合わされたところから
生まれる熱量のようなものかもしれません。
同調と反発
郷愁と疎外感
共感と反感
あらゆる反語から生まれるパワーがあるように思います。
メルティングポットといわれるような、ここに暮らす人たちの
それぞれのバックグラウンドのぶつかり合いが
熱を生んでいるのかもしれません。
でも、互いに無関心だったらこんな熱は生まれない。
自分とは異なる存在を、しっかりと認めるからこそ生まれる
生命感なのだ。
そう考えると、傍を急ぎ足で通り過ぎる人々が
それぞれのストーリーを熱く語り始めるような
錯覚にとらわれました。