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(一見)「ムダ」が、「サスガ」をつくる


*Photo; Mykonos, Greece

先日、クライアントさんにインタビューをした際に、とても印象的なお話を伺いました。「一見ムダに見えるようなことを、信念を持ってやっていることが我々の店を他の店とは違うものにしてくれている」という言葉です。

商品開発の手間だったり、品揃えだったり、内容は様々ですが、本当にそうなんです。

効率論だけでやっていては、他のブランドとどうしても似たようなものになってくる。ある信念を持って、ムダだと思えるものを勇気を持ってすることが、顧客に感動を呼び起こす。それが直接販売(=数字)に結びつかないように見えるのだけど、長い目で見るとしっかりと成果になって返ってくる。

実はこの話、さまざまな業種の方から同じような視点の話を伺うことができます。この話の中にある「ある信念」の部分って、実は個人の好き嫌いだったりするわけですが、それがBrandの価値にしっかりとなってくるんです。

別のクライアントさんは、それを「(数字上で見ると)する必要のないこだわり」と表現されていました。でも、そのこだわりこそが感動を生み出すのだと。

AI ではできない話ですね、と応じたボクに、「いやあ、何年先になるかはわかりませんが、こだわりが分かる AI が出てくる可能性は大いにある」とのとこでした。

「オマエニハ こだわり ッテモンガ カケテルンダヨ!」とAI に怒られる日が来るらしいです。やれやれ、がんばりましょう!

© Copyright 2010 d.d.d. inc. & Akihiko Shaw Ishizawa
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