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Branding Project に勇気をくれる言葉たち


*Photo; Apple Store, New York


言葉って、不思議です。デザインももちろんコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしますし、ビジュアルのコミュニケーション量はバーバル=言葉のそれを上回る、という研究結果もあります。たしかに。

 

でも、ですね。やっぱり言葉、ボクは好きなんです。言葉って言葉以上に伝わることがある。

 

で、今日は、元気をくれる言葉たちを選んでみました。特に、ブランディングのプロジェクトで行き詰まったり、悩んだり、このやろーーー!なんて気分の時(?)に元気と勇気をくれる言葉を選んでみました。

わはは。もちろん、普段の時にでも嬉しい言葉たち、です。

 

まず、『ブランド』といえば、この人の言葉から。

 

私は、流行を作っているのではない。

スタイルを作っているのよ。

ココ・シャネル

 

彼女の言葉の「流行」を「売り上げ」と置き換えるとわかりやすいかもしれませんね。人の生き方に影響を及ぼす無形の価値を生み出すこと。そんな気概というか、思いがブランドになるためには必要なのではないかと、いつも思い起こさせてくれます。

 

そんなシャネルを「世界一のいい女」と評したパブロ・ピカソのちょっと意外な(?)言葉も折に触れ、ああ、そうかあ、と言う気づきをくれます。

 

画家とは、欲しくても手に入らない絵があり

それを欲しいがために自分でそれを模して描く者のことだ。

 

これ、ボクの古いノートに書いてあるので、確かに何処かで見たはずなのですが…。今改めて調べてもなかなか同じ言葉が出てきません。ピカソの言葉で似たようなものとしては、

 

優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む

 

があります。ってか、むしろこの言葉は有名かもしれませんね。

 

ボクがこの言葉をあげたのは、やっぱりいきなりシャネルのように、「ほかの誰かとは違う唯一無二のもの」を追い求めようとするとハードルが上がります。

*シャネルの別の言葉に「かけがえのない人間になりたかったら、ほかの人と同じことをしていてはダメ」というものもあります。

 

そんな時はピカソの言葉を思い出し「いいな」と思う先達の様子をしっかりと見つめ、それを真似ることから始めることで全然いいんだ!という勇気をもらえるのではないかと思うからです。

でも、それを単に「なぞる」ことではいけません。自分なりの方法で工夫して真似ることによって、ある意味、先達を「超える」必要があります。

 

私は真似をするのが嫌いだから、うちはうちのやり方でやろうと言うことで苦労をした。しかし、彼らに追いつくために時間をかけて努力したことが、追いついてからのちの技術力の差になった。(『史上最高の経営者 本田宗一郎; 浜本哲二/ゴマブックス』

 

これは、HONDAの創業者、本田宗一郎さんの言葉です。

 

追いつきたいと言う目標を定め、そこに辿り着くための「道筋」に独自性を見出す。これは、まさにブランディング・ディレクションのやり方と同じです。

ヴィジョン、ミッションも他社と似通ってしまうのは今の時代、ある意味仕方のない部分があります。でも、その実現の仕方にこそブランドの「らしさ」が現れますし、意味がある。

そしてその「らしさ」の源泉こそがその企業が従来から持つ強みであったり、「価値観」であるべきなのです。ボクがいつも「価値観」に重点を置いてブランディングを進めるのはそうした理由からです。

 

一方、それでも道に迷ってしまった。袋小路に行き当たった、なんて時にはこんな言葉が道を照らしてくれます。

 

たいていの人間は、自分から電話をかけて頼んでみるということをしない。

 

これ、誰の言葉だと思います?

スティーブ・ジョブス、です。人に頼んだりすることが大嫌いそうな彼の言葉だからこそ、一層深みがありますよね。

ジョブスは、十二歳の時にヒューレットパッカードの創業者ビル・ヒューレットに思い切って電話をして自分が作りたい機器のパーツをくれないか、と頼んでみました。すると、ビルはパーツを分けてくれただけでなく、サマージョブに来ないか、とオファーまでしてくれ、そこでジョブスは世界と闘う現場を体験することになります。

そう、迷ったら、困ったら、経験のある誰かに聞けばいいんです!

 


*Photo; Tiffany, New York

 

今日の写真はニューヨークのアップルストア。そしてティファニーです。誰もが知るアイコン。そしてカラーですが、もちろん、ブランドはそれらだけでできているのではありません。

確固とした「価値観」と、そこらから生まれる「アティチュード(態度、やり方)」。そしてその結果として得る実績。それらの総体としてのアイコンやカラーが意味を持ち始めるのです。

 

ブランディングに限らず、今日も良い一日にするぞー!と頑張るみなさんのちょっとしたヒントになればうれしいです。

さあ、今日も明日も、来る年も、よい毎日に!Stay Safe & SMILE! で参りましょう〜〜〜。

© Copyright 2010 d.d.d. inc. & Akihiko Shaw Ishizawa
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