SHAW BOOK

AI にビジョンは描けるか?

June 15, 2019

 *Photo; Boston Museum. Boston

 

ブランディングの重要要件の一つに「ビジョンの設定と共有」があります。コトラーでも、ドラッガーでも同じようなことを繰り返しいっているくらいですから「安くて良い商品作れ!」「地の果てまで売ってこい」と号令をかけるだけでは、ながい間魅力的な企業として続く存在にはなりにくい、ということです。

 

さて、その「ビジョン」。経営者の方にとって、どんなビジョンを描けば良いのか、は大命題です。その開発プロセスについての細かい話は今日は抜きにしますが、シンプルにいうとやっぱり「人の心を打つ」ものでなければブランディングのキーツールとはなりません。

良い感じのビジョン、ネットで検索できないかしら、と思う起業家の方もいるかもしれませんね。数年のうちに多くの仕事がAI によって代替される、という話は皆さんお聞きになったことがあると思います。AI くんがビジョンを描いてくれる日は来るんでしょうか?ちょっとしたキーワード入れたり、なりたい事業規模を入れたりして。うーん、なんだか、それは「記号」でしかないものになるんじゃないかなあ、と思います。たとえば「好き」という気持ちのグラデーションをAIくんが360段階の強度で理解したとしても、40万階調で説明してくれたとしても、それはやっぱり、記号になるのと同じように。同じビジョンでも語る人によって響き方が全く違うのを、ボクは今までたくさんみてきました。やはり、ビジョンとそれを語る人のパーソナリティ&ヒストリーはセットなんです。

 

最適解を導く。ミスをしない。私的感情に左右されない。それがAI の特長とするならば、政治とか税制の仕事はAI くんに任せると良いかもしれませんねえ。「どんな未来を望むのか」を投票制にして。

 

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