SHAW BOOK

Case; AVEDAに見るBranding と Marketing


*Photo; Vaticanae


AVEDAというブランドがあります。もちろんご存知の方が多いと思いますが、オーガニックベースのヘア&ボディケア、化粧品などの商品で有名です。ボクもファンで、表参道のショップには定期的にもう長いこと通わせてもらっています。


商品のクオリティももちろんですが、そのブランディングとマーケティングのミクスチュアがとても興味深く、ショップやウェブサイトをいつも楽しく拝見させてもらっています。


AVEDAをご存知の方からすると、実はアメリカのメガ・コスメティックブランド、エスティローダーのブランドだと知って驚く方も多いかもしれませんね。なんだか、エスニック、もしくはヨーロッパのブランドっぽい名前ではないですか?


時に、ハーゲンダッツもアメリカのブランド、って知ってました?創業者が、高品質のアイスクリームって、デンマーク産ってイメージがあるよねえ、と、コペンハーゲンの「ハーゲン」と、ハーゲンにいい感じで響きあう「ダッツ」を組み合わせたネーミングなんです。すごいですよね。ネーミングはある意味入り口であって、そこから来てもらいたい顧客を招き入れ、そのあとは品質で勝負する、というのはひとつの王道です。

*人の先入観を上手に使うのは、倫理的に間違っていなければとても有効なコミュニケーションの手段になります。このテーマについては、また改めて書きますね、


さてAVEADA。ショップにお邪魔をすると、数年前に既にレジの背後にそのオーガニックな雰囲気に違和感を感じさせる(失礼!)くらいバシっと、「我々のビジョンとポリシー」を大書していました。ボクも仕事柄、ビションの大切さはよくわかっているつもりですが、あれほどショップ内に大書しているのは珍しかったので驚いた記憶があります。

おお、なるほどエスティー・ローダーだなあ、と感じ入りました。おそらくそのタイミングでそうする必要が社内的にあったのでしょうね。でも、とても好ましくボクはその様子を拝見していました。だって「自然を大切に」なんて、雰囲気で語ろうとしているショップよりも、それをしっかりと言葉で「宣言=約束」してくれるお店はなかなか無いですからね。


最近では、1リットルのシャンプーなどの大型商品を3本購入したらロゴ入りのバッグプレゼント、というキャンペーンをしていました。一本一万円近くの商品です。3本って!?って感じのキャンペーンです。

なのですが、ボク、迷ったんですねえ。欲しいなあ、バッグ。でもなああ、って。

で、考えたのですが、これはやっぱりAVEDAというブランド力があったこその仕掛けですよね。


つまり、ブランドがしっかりと作られれば、マーケティングの仕掛けがしやすい、一番わかりやすい事例です。

*一方で、こう言った「ファン向け」の仕掛けは、購買を「早送り」するだけで、長期的には効果はみられない、という考え方もあります。


こんなふうに、ブランディングとマーケティングは相互補完的にビジネスとビジョンの拡大に役に立つんだ、という理解してくれる会社さんが増えると嬉しいな、と切に思います。


写真は数年前のヴァチカンで撮らせていただいたポープです。

なんでこの写真!?って、説明難しいですが、健やかに明日を迎えましょう!という気分です。


まだまだ Stay Safe ! でまいりましょうね。そして Be Positive ! な毎日に。世界に目を開き、未来を担う子どもたちに誇れる価値観と世界をつくっていきましょう。ピース!


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